2019-07-06 (土) 20:00- 02:00

トーク: ミズモトアキラ
WITH DJ: TFC, H to H

一般: 1,500YEN / 学生: 1,000YEN(共に別途1D ORDER)

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常盤響氏との伝説的DJユニット「TMVG」のまさかの復活→NU登場(最高最高最高だったな〜)から早1年半、ミズモトアキラ氏が再び松江にやってきます!今回はトークライブ!今まで京都恵文社をはじめ全国各地で「タモリさんについて知っていることを話そう」等のテーマでトークイベントを開催されてきましたが、今回松江では「ぼくのシブヤ景」と題し映像や音楽も交えたっぷりお話していただきます!90年代を駆け抜けた皆様はもちろん存分にお楽しみいただけると思いますが、若者たちにも是非聞いてほしい!と思うのです!ということで、この機会をお聴き逃しなく!
以下ミズモト氏による紹介です▶▶▶

『ぼくのシブヤ景』
●八〇年代後半から〇〇年代にかけて隆盛を極めた一大ムーブメント「渋谷系」。●発信源だったHMV渋谷店の邦楽コーナーにちなんでそう呼ばれました。●ピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギター、オリジナル・ラブ、サニーデイ・サービスといった、音楽はもちろん、それ以外の様々なカルチャーにも精通したミュージシャンたちをはじめ、DJ、グラフィック・デザイナー、レコードバイヤー、編集者らが徒党を組んで巻き起こした昭和〜平成の文化大革命。●渋谷系に魅了された若者はミュージシャンがリリースするCDやレコードの中身だけでなく、先鋭的なジャケットデザインに刺激を受けたり、アーティストたちがインスパイアされた音楽、映画、小説、写真集、ファッションなどの周辺ネタも熱心に追いかけました。●また渋谷系ムーヴメントは世界各地にも飛び火し、コンピューターゲームやアニメーション、漫画といったカルチャーとともに、日本そして東京という街に新しい価値と輝きを付加したのです。●それから約二十年が経過し、最近になって渋谷系の代表曲を編んだコンピレーションアルバムや、当事者たちの証言を元にした書籍なども多数リリースされ、多様な角度で検証が続けられています。●そのいっぽう渋谷系の代表的なアーティストたちと同世代のぼくは、一九八八年に美大入学のため松山から上京して以来、渋谷という街とはつかず離れずの距離を保ちながら、それでも渋谷系というムーブメントには多大なる影響を受けてきたと自負しています。●そんななか、一九九八年から二〇〇二年まで「渋谷系版タモリ倶楽部」を標榜して企画したテレビ番組(『ロック・ザ・ルーツ』)の司会と監修をつとめることになったぼく。●地上波ではめったに素顔が見られなかったミュージシャンたちを多数キャスティングし、番組づくりを通して渋谷系の立役者たちと直接的な交流を深めることになりました。●とはいえ、このテーマでなにかを語る機会をこれまでさほど持たなかったのですが、自分なりの視点で渋谷系レトロスペクティヴ「ぼくのシブヤ景」というテーマで考える機会が最近徐々に増えてきました。●渋谷系をとおして、外国の影響に絶えずさらされながら、剽窃と引用、オリジナルとコピィとオマージュのあいだでたえず揺れ続けてきた明治以降の日本文化にも鋭いメスを入れ、様々な謎や疑問を徹底的に究明いたします。●ヤフー知恵袋に「渋谷系ってなに?」と書いちゃうようなあなたからロリポップ・ソニックの自主制作カセットを所有してるマニアにも等しく学べる浮気な文化論。●乞うご期待!

予約メール: tfc.inmyroom@gmail.com
※事前予約された方は、ミズモトさんがこの度のツアーのために製作したDJミックスをプレゼント。
※ツアー両日参加された方は、TFCが毎月NUで主催するインマイルームで使用できるワンドリンクチケットプレゼント。

akiramizumoto

ミズモトアキラProfile
[as Editor/Writer]
1969年、松山生まれ。エディター/DJ。音楽、映像、写真、デザインなどを多角的に扱い、文、編集、デザインを手がける傍ら、トークイベントやワークショップの主催も精力的に行っている。
[as DJ/Musician/Sound Producer]
ハウスをベースにさまざまなジャンルのサウンドを強靱なテクニックでミックスし、その高いパフォーマンス性でも注目されている。競演DJは小西康陽、須永辰緒、テイ・トウワ、田中知之(FPM)など多数。またYMO、キリンジ、シンバルズといったアーティストのリミックスも手がける。2001年、常盤響とのDJユニット”TMVG”でミックスCD「JET BOY JET GIRL」、2002年には堀込泰行(ex.キリンジ)、ジャズサックス奏者の菊地成孔ら豪華ゲストを迎えて制作した初のソロアルバム「A.M.」をリリース。他にもMIX-CDやリミックス、プロデュース作品など多数発表している。
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